昭和初期の古地図 画：吉田初三郎 その他記念乗車券や鉄道グッズなど　宅配買取　和歌山県田辺市

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スタッフから一言

この前、和歌山県田辺市にお住いのお客様から宅配で鉄道関連のお品物が届きました。切符など色んな鉄道グッズがありましたが、その中には古いパンフレットや古い地図もありました。そんなに多くはありませんが、鉄道グッズのお問い合わせで古地図や古いパンフレットがある時があります。サイズが小さくて掌に収まる薄い物が多いですね。中の畳んである紙を広げると大きな地図になっている形をよく見ます。こちらの地図は最近の物のように写真ではなく、イラストで描かれていて、どこか暖かみがある絵ばかりです。観光地や名所を可愛く描かれている物もあり、今とは地図の内容が変わっていそうですが、それでもとっておきたくなるお品物です。旅行先の思い出の一つにするのも良いですよね。

「吉田初三郎」とは

吉田初三郎は大正から昭和の時代に掛けて活躍した鳥瞰図絵師で、3000点以上の作品を残しています。
別名大正広重とも呼ばれた吉田初三郎は、1884年に京都で生まれ1955年に71歳で没しました。
10歳にして友禅図案師に丁稚奉公、25歳の時に友禅図案師に支持して洋画を学んでいます。
しかし鹿子木の勧めで商業美術に転向を果たし、1914年に初の鳥瞰図、京阪電車御案内が当時皇太子だった昭和天皇の賞賛を受けました。
これが大きな切っ掛けとなり、吉田初三郎は本格的に鳥瞰図絵師として作品を作り、活躍を見せることになります。
作風は風土や歴史を徹底的に調べ上げ、現地に足を運び踏査写生や取材をしてから作品作りに着手するというものです。
その為、正確で説得力があると評されています。